A1.お米に賞味期限はございません。
元々は長期保存されていた食品の為、すぐに腐るわけでもなく、早く食べなくてはいけないというものでもありません。
ただ、お米屋として敢えて言うのであれば、精米してから2週間以内が1番美味しくお召し上がり頂けます!
A2.はい、洗わずに炊いていただけます。全国無洗米協会の規格に合格した無洗米は、ぬかが完全にとり除かれています。
お米を洗うのはぬかをとり除くためなので、洗わずに炊いても全く問題ありません。
A3.これは昔の精米方法に関係しているんです。昔は今ほど精米の技術が良くなく、精米だけではお米の周りのヌカが取りきれませんでした。
そのため、お米同士を擦り合わせて、ヌカを落としてからお米を炊いていたのです。このお米同士を擦り合わせる行為を"研ぐ"と言っていました。
A4.お米を研ぐときに水が完全に透明になるまで研いじゃってませんか??
実はこれ、お米の栄養素も一緒に洗い落としてしまっているんですよ!
そもそもお米を研ぐのは、精米の際に付く粉を洗い落としてあげる為です。
その為、何度もゴシゴシ洗う必要がないんですね。
目安としては2回くらい軽くすすいだら、もう大丈夫です!
皆さんもお米の洗い過ぎには気をつけてくださいねー?
A5.お米をザルで洗うと、お米の粒が傷ついたり割れてしまったりします。
そうすると、炊いたときに炊き方にムラが出来たり、本来の美味しさがなくなったりしてしまうんです。
冬場は辛いかもしれませんが、お米は手で研ぐことをおすすめします。
A6.無洗米は、精米過程でこの肌ヌカをほぼすべて取ってあるので、匂いがつかないでそのまま炊けるんです。
気になる方は1度だけ、サっとお水で洗ってあげてください!
A7.俵(たわら)は、お米を入れた際には60キロ以上あったんです!
一般的な俵の単位(1俵)は4斗(と)入るとされており、1斗は15キロです!
大きなものだと6斗(90キロ)入るものもあったとか…
A8.米びつとは、お米を炊く前に保存しておくための容器の総称です。
A9.理想
夏場の保存で1番理想なのはやはり冷蔵庫の中です。
野菜室に入れておくと、温度が湿度の観点から理想的です。
冷蔵庫がいっぱいで入れられない!という方へ、最低限これだけは守って欲しい!ということをお伝えします。
その1
直射日光が当たらない場所に置く。
日の当たらない風通しのいいところに置くのはマストです。
その2
密閉する。
空気に触れるとお米は酸化してしまう為、少しでも空気に触れる面を少なくして保管してください。
その3
唐辛子を入れておく
夏場はやはりお米に虫がつきやすいです。
どれだけ頑張っても小さな隙間から入ってくる為、唐辛子等を入れて虫が近づかないようにしましょう。
この3つを守って頂ければ、通常より長く美味しいお米が食べられます。
簡単にできるものばかりなのでぜひ試してくださいね!
A10.分搗き米(ぶづきまい)とは、玄米を真っ白にするのではなく、程よく栄養素を残して食べやすくした玄米と白米の中間のお米です。